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東京の日常を表現していたブログですが、最近は東洋医学、文化、文明などについて思ったことを書き連ねています。


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Chris Botti

今日、東京国際フォーラムで行われたChris Bottiの来日公演にを聴きに行ってきました。

最初からChrisにはあまり期待していなかったけれど・・・・。

なんと言っても、凄いのはバックバンド。錚錚たるメンバーです。特にドラマーのBilly Kilsonが見たかったのですが。先にセットリストを挙げておくと

Ave Maria
When I Fall In Love
Emmanuel(with Caroline Campbell)
Flamenco Sketches
The Look Of Love(with Lisa Fischer)
The Very Thought Of You(with Lisa Fischer)
Good Morning Heartache(with Lisa Fischer)
Hallelujah
Cinema Paradiso(with Caroline Campbell)
(violin solo-Caroline Campbell)
Indian Summer
-encore-
Italia(with Lisa Fischer and Caroline Campbell)
Nessun Dorma(with Lisa Fischer and Caroline Campbell)

正直、一人目のゲストとして出てきたヴァイオリニスト、キャロライン・キャンベルについては全く知らなかった。拍手もまばらだったので、まぁ会場の人が殆どそうだったんじゃないかな?
でもChrisの計らいで、「日本は沢山の有名なクラシックのヴァイオリニストを輩出しているけれど、彼らがどのような試練を経験しているかは知られていない。これから彼らが直面する課題がどのようなものかを聴いてもらおう」ということで、Carolineのソロステージが始まった。
彼女は目まぐるしい程の旋律を奏で始め、譜面にしたら幾何学模様のできそうなほどのメロディーを頭をゆらして弾いていた。世の中の殆どのものは才能以前の世界で、努力次第で手に入るけれど、本当の才能の世界ってこういうものなのだと痛感した。それにいたるまでの努力もまた、相当なものだっただろう。
正直、どっかでBilly Childsがピアノで手助けしているんじゃないかと思うほどだった。素晴らしい。
で、二人目のゲストはThe Rolling Stonesのツアーに15年間参加していたシンガー、Lisa Fischer。
彼女の歌唱力には鳥肌が立った。
それに、お待ちかねのCinema Paradiso。東京国際フォーラム前の広場は少し思い出のある場所だったので、三年前のちょうど今頃を思い出して少しうるっと来ました。切なく盛り上がっていく終盤には身震い。
極めつけは、Billy Kilsonが大活躍のIndian Summer。これを聴きに来たようなもの。彼の技術と才能には感動と驚きの連続。

あまりにバックバンドが素晴らしいメンバーだったので、当のChrisがかすんで見えました。というか、彼の実力にはそぐわないほど強大なバンドなのでは?なんというか、バンドが素晴らしい演奏をしているのに、主旋律の彼がもうちょっと才能をアピールしてくれなければ、ガクッとしてしまう。
それでもなお、これほどの素晴らしいステージはないと思うほどの今夜だった。
by s-a-udade | 2010-12-10 00:23 | その他