東京の日常を表現していたブログですが、最近は東洋医学、文化、文明などについて思ったことを書き連ねています。


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随分と重くなってしまったのでお引っ越ししました。
過去の記事もある程度は残っています。まぁ、あんまり探らないでください。
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by s-a-udade | 2014-03-13 14:47

航空会社別シートピッチ一覧 ランキング 最新版

航空会社別、エコノミークラスのシートピッチを一覧にまとめてみました。降順のランキングに続いて、航空会社別機材別の詳細(シートピッチと座席幅)が乗っています。
数値はSeatGuru by TripAdvisorより。
全ての航空会社を網羅している訳ではありませんので、あしからず。


Summary,ランキング
34インチ
アシアナ航空
マレーシア航空
タイ国際航空
(JALの一部)

33インチ
大韓航空
カタール航空
JetBlue
ヴェトナム航空
エジプト航空
中国南方航空

32インチ
ANA
キャセイパシフィック航空
中国国際航空 Air China
中華航空 China Airlines
アエロフロート
エア・アジアX
アラスカ航空
アリタリア航空
中国東方航空
チェコ航空
デルタ航空
エミレーツ航空
フィンエアー
エールフランス
ルフトハンザ
パキスタン航空
フィリピン航空
カタール航空
ニュージーランド航空
サウスウェスト航空
SASスカンジナビア航空
シンガポール航空
スリランカ航空
トルコ航空
ヴァージン・アトランティック航空

31インチ
JAL
アエロメヒコ
エア・カナダ
アメリカン航空
American Eagle
ブリティッシュ・エアウェイズ
ドラゴン航空
イラン航空
イスラエル航空
KLM
カンタス航空
Swiss
ユナイテッド航空



詳細

・2桁の航空会社コードの後に航空会社名。その後の数字が日本路線で最も多いシートピッチ。
・機種名、シートピッチ、(座席幅)の順に記載。
・シートピッチはあくまで座席の設置間隔のため、足元の広さではありません。
・基本的に機種名ダッシュ以下は省略。異なる場合のみ記載。
・主に国際線仕様を記載。乗り継ぎが多く想定される航空会社はA320等も。
・地域別。ただしLCCは最後にまとめて記載。

アジア系航空会社
JL:JAL,日本航空 31
B767 34(18.5)
B737 同
B777 31(17.5)
B787 同

NH:ANA,全日本空輸 32
B767 31(18.6)
B777 34(18)
A330 34(18) or 31(16.5)
A320 31~32(17)

OZ:アシアナ航空 34
B747 34(17.2)
B777 34-18
A330 33(17)
A320 33(17)

KE:大韓航空 33
B747 33~34(18)
B737 31~33(17.2)
B777 33~34(18)
A380 33~34(18)
A330 32~33(18)

MH:マレーシア航空 34
B777 34(17)
A330 34(18)
A380 32(18)

SQ:シンガポール航空 32
A380 32(19)
A330 32(19)
B777 32(-200:17.5, -300:18 -200ER,-300ER:19)

TG:タイ国際航空 34
A330 32(18)
A340 34(18)
A380 31~32(18)
B747 34(17)
B777 32(18) 777-300ERは34(18)

CX:キャセイパシフィック航空 32
A330 32(17.5)
B747 32(17.5)
B777 32(18.5)

CA:中国国際航空 Air China 32
A320 30(17.2~17.7)
A330 32(18)
B737 31(18)
B747 31~33 (21)
B777 32(18)

CL:中華航空 China Airlines 32
A330 31~32(17)
A340 32(17)
B737 32(17)
B747 32(17)


中東系系航空会社

EK:エミレーツ航空 32~33
A330 32(17.5)
A340 32(-300:17.5 -500:18.5)
A380 32~34(18)
B777-200,300ER 32(17)
B777-300ER 33(17)

EY:エディハド航空 32
A320 32(17.1)
A330 31.5~33(17.5)
A340 同
B777 同

TK:トルコ航空 32
A330 31~33 (17~18)
A340 33~34 (17~17.7)
B737 29~31(17)
B777 31~32(18)

QR:カタール航空 33
A330 32(17.5)
B777 33(18.9)
B787 31(17.2)


オセアニア・太平洋系系航空会社

QF:カンタス航空 31
A330 31(17.5)
A380 同
B737 同
B747 同
B767 31(17)

NZ:ニュージーランド航空 32~33
A320 30~34(17)
B737 30(17)
B474 32~34(17.8)
B767 31~35 (17.5)
B777 31~33(17.1)
B787 31~32(17.2)


ヨーロッパ系系航空会社

AF:エールフランス 32
A330 32(18)
A340 同
A380 32(19)
B747 32(17.5)
B777 32(17)

SU:アエロフロート 31
A330-200 31(18)
A330-300 30~32 (20.6)
B767 30~32(17.8)
B777 同

AZ:アリタリア航空 32
A320 30~35(18.5)
A330 31~32(17)
B777 30~35(16.5

BA:ブリティッシュ・エアウェイズ 31
A320 34(17)
A380 31(17.5)
B737 32(17)
B747 31(17.5)
B767 同
B777 同
B787 同

AY:フィンエアー 32
A320,321 31(18)
A330 32(18)
A340 同

KL:KLMオランダ航空 31
A330 31(17.5)
B737 30(17)
B747 31(17.5)
B777 同

LH:ルフトハンザ 32
A320,321 30(17~18)
A330 31~32(17.5)
A340 31~32(17.5~19)
A380 31(17)
B737 30(17~18)
B747 31(17.5)

SK:SASスカンジナビア航空 32
A320,321 31~32(17)
A330 32(17.3)
A340 同
B737-400 29~32 (17)
B737-500 32(17)
B737-600 31(17)
B737-700 同
B737-800 30(17)

LX:スイスインターナショナルエアラインズ 31
A320,321 31(17)
A330 32(17.3)
A340 同

VS:ヴァージン・アトランティック航空 31
A320 29-30(18)
A330 31(17.5)
A340 同
B747 同


アメリカ系系航空会社

AA:アメリカン航空 31
B737 31(17.2)
B757 同
B767 同
B777-200 31~32(18~18.5)
B777-300ER 31(17)

UA:ユナイテッド航空 31
A320 31(18) or 30(17.7)
B737 31(17.3)
B747 31(17)
B757 31(17.3)
B767-300 31(18)
B767-400ER 31(17.3)
B777 31(18)
B787 32(17.3)

US:USエアウェイズ32
A320,319,321 31(18)
A330 31~32(17)
B737 30(17)
B757 32(17)
B767 31(17)

DL:デルタ航空 31
A320,319 31~32(18)
A330 同
B737 30~31(17.2)
B747 同
B757 31(17.2)
B767 31~32(17.9)

AC:エア・カナダ 31
A320,319,321 31~35(17.8)
A330 31~32(17.8)
B767 30(17.5)
B777-200 32(18.5)
B777-300ER 31(17)
B787 31(17.3)

B6:JetBlue 33
A319.320(Domestic) 34(17.8)
A321(Transcon) 33(18)


LCC(シートピッチのみ)
サウスウェスト航空 32~34
easyJet 29
Ryanair 30
Jetstar 30
Air Asia 29
Air Asia X 32
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by s-a-udade | 2014-03-08 16:01 | その他

『ハンナ・アーレント』再考 『風立ちぬ』に描かれた堀越二郎の人物像をめぐって

観てから一ヶ月以上経っても、まだ私に考えることを止めさせない映画がある。『ハンナ・アーレント』だ。

内容は他のところ(田中真知さんのブログなど)に詳しいからそこに譲ろう。この映画がアーレントの目を通して伝えることの一つに、ナチの上層部の戦犯を自分たち正常な人間とは異質として切り離してみる姿勢が危険だということがある。
描かれたアイヒマンは思考停止した国家に忠実な僕であり縦割りの官僚であり、悪人のイメージとはほど遠い凡人であった。それは同じく上層部であったハインリッヒ・ヒムラーやルドルフ・ヘスだって同じだろう。ナチズムの元凶を、経済問題の深刻さやヒトラーの演説の上手さなど特定の問題に帰結させるのは、戦犯たちと同じ思考停止だろうし、問題をうやむやにするのはなおさらである。アーレントはアイヒマンやホロコーストの本質を理解しようとし、アイヒマンの立場を考えて記事を書いたところ、ユダヤ人から「ユダヤ人批判」「アイヒマン擁護」などと猛烈な批判を受けた。

アーレントに対して、宮崎駿が映画化した『風立ちぬ』に描かれた堀越二郎に対する一部の評価は対称的だ。つまり、堀越は不幸な時代に左右されて結果的に兵器の開発という形でしか夢を実現できなかった。その時代にも強い意思と希望を抱いて生きた。そこまではよいが、だから罪は問えないとか、設計者に罪はないとか。今朝(3/5)の朝日新聞にはこんな記事が出ている。宮崎監督、分かってくれた 「風立ちぬ」伊の飛行機設計士の孫
イタリアで飛行機を設計したカプローニ氏は、戦後の反ファシズムの運動からはファシストのレッテルを張られ、戦争協力者として否定された。堀越二郎も同様の人物であろう。
私は映画の堀越しか知らず、実際はどのような人物であったのかは知らないが、映画では純粋に夢に向かって努力した人物として描かれた。不幸な時代によって、夢を叶えるためには戦闘機の開発という選択肢しかなかった。そのような形で戦争に携わった人間に、終わったからといってファシストといい簡単に悪者扱いできるものでもないだろう。

だがしかし、設計者に罪はないのだろうか。だとしたら原爆を開発した人間、あるいは基礎研究で影響を与えた人間達はどうだろう。アインシュタインも湯川秀樹も原爆に反対し苦悩したのはなぜだというのだ。アルフレッド・ノーベルがダイナマイトを平和のために使いたいと切に願い苦しんだのはなぜだというのか?iPSなど再生医療の先端をゆく人間が生命倫理についても積極的に発言をしているのはなぜだろう。

もちろん戦争の時代に、夢を左右されたというのは大きい。しかし多くの"戦犯"だってそうである。彼らは戦後、戦争犯罪人としてニュルンベルグ裁判や東京裁判で裁かれたけれども、彼らは決して戦時の国内法に違反したわけではないのだ。彼らは国家に、法に忠実に従ったにすぎない。その中には自分の能力を活かして社会のためになりたいだとか、出世して認められたい、世界をもっとよくしたいと願っただろう。だからといって罪にならないというのは、中国の反日運動家の「愛国無罪」と同様ではないのか?
ようするに多くは普通の人だったのだ。与えられた仕事をやり、その中で自分の仕事を最大限にやる、そこに夢や情熱を託す者もいたし、家族や国、育った環境への思いを重ねる人もいた。
描かれた堀越だってそうだったのではないだろうか。

デリケートな問題であり、積極的な議論を避けるべき問題となる場合もある。しかし、田中真知さんは「無限につづくかに思われる犠牲とそれにともなう悲しみ。その前ではひとはどうしても沈黙せざるをえないし、そこには死者に対する敬意や哀悼も多分に含まれているのだと思う。だが、敬意から発した沈黙が、思考しようとする他者の声をも沈黙させ、思考停止をうながす無言の圧力になるとしたら、それはやはり暴力だ。」と指摘する。

ところで昨日の衆議院予算委員会で安倍首相は、荒井氏の質問に対しては「戦争をするつもりはございません」と答えたが、小池氏や福島氏に対して集団的自衛権の行使は武器弾薬の運搬のレベルでの問題だという主旨の発言をした。しかし運搬だって立派なOperation:軍事作戦ではないか。北朝鮮に武器を運搬すればどんなことになるだろうか。ユダヤ人の移送を担当したアイヒマンはエルサレムで絞首刑だ。移送後の「最終的解決(ようするに虐殺のこと)」は彼の所轄ではなかった。
戦争とは単純な戦闘だけではないだろう。関わる全てのものを包括してこそ戦争であって、その責任は集合的だ。

映画で堀越は美しく、純粋に描かれた。繊細な表現と相まって、観客の心に訴えたのだろう(私の心には響かなかったが)。だがそれが単純な、内面性の社会性への投影につながってはいないだろうか? 堀越がいい人間だったから、罪の意識はなかったから裁かれるべきではないという議論につながってはいないだろうか。それは極悪非道なホロコーストに関わった人間は極悪非道な人間に相違ないという議論と同じでナンセンスだ。結局は、やらざるを得なかったというだけで戦争に荷担したことに変わりはないのだ。仮にもし、堀越が倒錯したサディストであってそのために零戦を開発したのだとしても、心の中を裁く法律はない。
単純に非難すればいい問題でもなければ、単純に許せばいいという話でもない。まして映画を考えるきっかけではなくて鵜呑みにして現実と結びつけ、結論に短絡するというのは暴論だ。

理解することは、許すことでもなければ、支持することでもないのだ。
支持しない者を理解しようともしないことであり、理解したことで許そうとしてしまうことは大いに問題だ。
外側にいて一方的な見方によって批判・非難するのは簡単だが、本質は内側からしか見えてこない。

池澤夏樹さんは昨日の朝日新聞夕刊のコラム「終わりと始まり」のなかで、船橋洋一氏が3.11と敗戦への日本人の対応を重ね合わせた論考を参照し、リスクのタブー視、縦割り・タコツボ、責任と権利を明確にしないこと、非決定の構図などを「日本人は何も変わっていない」し、危機意識は「永遠にゼロ」だという。
だがそれを文化のせいにすれば反省の余地がなく、進歩がない。無責任。だとも指摘している。うやむやにはできないのだ。映画の繊細さに問題を重ね合わせて思考停止してまぁしょうがないよね、なんて言ってはいられないのだ。

アーレントの『イェルサレムのアイヒマン』の副題は「悪の陳腐さについての報告(A Report on the Banality of Evil)」だ。誰もが悪に吸収される可能性を持っており、上層部だけに罪を問うことはできない。

アーレントは結論に、こう記している。「君が大量虐殺組織の従順な道具だったのはひとえに君の逆境のためだったと仮定してみよう。その場合にもなお、君が大量虐殺の政策を実行し、それ故積極的に支持したという事実は変わらない。というのは、政治とは子供の遊び場ではないからだ。政治においては服従と支持は同じものなのだ。」
この言葉が鋭く胸に刺さる。アイヒマンのように絞首台の上で「私は戦争の掟と国旗に従うしかなかったのだ」と言いたくはないもの。


参考文献など
ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告』みすず書房
クリストファー・ブラウニング『普通の人びと ホロコーストと第101警察予備大隊』筑摩書房
マックス・ピカート『われわれ自身のなかのヒトラー』みすず書房
ヨッヘン・フォン・ラング『アイヒマン調書』岩波書店
松永祝一『ハインリッヒ・ヒムラー』文芸社
中谷剛『アウシュヴィッツ博物館案内』凱風社
ほか。


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by s-a-udade | 2014-03-05 13:42 | その他

HIV/AIDSに関するアンケートの結果報告

昨年10月頃、FacebookやTwitter上でお願いしていたHIV/AIDSに関するアンケートの結果を、遅くなりましたが報告いたします。

このアンケートは昨年2013年10月25日にGoogle Docs上にて作成し、FacebookおよびTwitterにて回答依頼ならびに拡散依頼を行いました。
回答は締め切っていませんが、最終の回答は10月29で、全体で63件の回答を得ました。うち一件は誤って、あるいは時間の都合上途中送信したものの続きと見られるため、それらをまとめて合計62件として集計・分析しました。

アンケートは主に4つのパートからなります。1.今までの教育や検査の経験を問うもの 2.知識・理解を問うもの(選択肢および正誤問題) 3.もし自分やパートナーが感染したら 4.回答者の属性を問うもの でした。


A.回答者の属性

回答者の性別
男性38%(24件)、女性48%(30)、無回答13%(8)でした。

回答者の年代
10代またはそれ以下:32%(20)
20代:29%(18)
30代:16%(10)
40代:6%(4)
50代:2%(1)
無回答15%(9)でした。

回答者の居住地
日本:87%(54)
無回答13%(8)

筆者の通う大学の学生の割合は32%(20)、学外者56%(35)、無回答11%(7)
医療関係者は5%(3)、「微妙」(医療系学生などを想定)は11%(7)、でした。

私のFacebook上には鍼灸学校時代の友人が一定の割合で存在することや、学生および若年者が多いことから一定のバイアスがあることが考えられます。



B.教育・検査の経験
HIVの検査を受けた経験のある人は11%、ない人は89%でした。
ただし献血時の検査結果は本人には通知されないことに(表向きは)なっているので、ここではカウントしないように記しました。

AIDSやHIVに関する教育や講演を受けた経験について
ない:11%
ある場合、どのような環境で
学校:68%
職場:1%
講演会、セミナーなど:4%
個人から直接:4%
あるが覚えていない:3%
その他(マスメディア、Web):3%

日本でのHIV/AIDSに関する教育・周知活動は十分だと思いますか?
はい:7%
いいえ:75%
その他、わからない:18%



C.知識問題

HIVとは病名である
[誤]HIVはヒト免疫不全ウィルスを指す。
正答率は82%でした。

妊娠中の母親がHIVに感染していると子供も必ず感染する
[誤]薬でウィルスの繁殖を抑えていれば垂直感染の確率は1%以下になります。
正答率は80%でした。

父親がHIVに感染している場合、これからできる子供も感染する。
[誤]遺伝病ではないため父親のHIVが直接子供に感染することはありません。
正答率は66%でした。

HIV感染は医療従事者の感染や薬害が大多数である
[誤]性行為などによる感染が多数です。
正答率は82%でした。

HIV感染者は障害者手帳が申請できる
[正]
正答率は20%でした。

近年ではAIDSの完治が可能になった
[誤]薬で治療をしてAIDS発症を抑え、非感染者なみの生活はできますがAIDSは完治はしません。
正答率は84%でした。

HIVに感染するとAIDSで死亡することは免れない
[誤]
正答率は85%でした。

次のうちHIV感染のリスクのあるものはどれでしょう(複数回答)(出血を伴うなど特殊な場合を除く。)
キス[誤] 正答率79%
一緒の浴槽に入る[誤] 同97%
同じ蚊に刺される[誤] 74%
コンドームを使った異性間のセックス[誤] 84%
コンドームを使わない異性間のセックス[正] 100%
コンドームを使わないオーラルセックス[正] 77%
せき・くしゃみ[誤] 98%
皮膚の接触[誤] 100%
輸血[正] 97%

HIV感染の治療費の自己負担額は一ヶ月平均でどれくらいでしょう?
誰でも無料、五千円以下、一万以下、二万以下、四万以下、八万以下、十五万以下、それ以上から選択。障害者手帳を取得すれば誰でも所得に応じて二万円以下で受けられるため、五千円,一万円,二万円以下を正解としました。
正答率は47%でした。



D.もし感染が発覚したらどうするか

もしあなたの恋人(未婚)がHIVに感染していたら、関係を続けられると思いますか?
思う 15%
思わない 26%
相手による 16%
状況による 26%
分からない 18%

もしあなたの恋人(未婚)がHIVに感染していたら、自分にも伝えて欲しいですか?
そう思う 94%
相手による 2%
状況による 3%
分からない 2%

もしあなたの配偶者がHIVに感染していたと知ったら、関係を続けられると思いますか?
思う 37%
思わない 13%
状況による 19%
分からない 19%
子供の有無による 6%
感染原因による 5%

もしあなたのパートナーがHIVに感染していると知ったらどうしますか?(自由回答)簡素化およびプライバシーに配慮し、言葉は筆者により変えてあります。括弧内は類似する回答件数。以下自由回答の質問は同様。
話し合う、検査に行く、感染を避ける(2)、相手の健康対策に配慮、相手をサポートする(5)、分からない、今後について話し合う、治療法を研究する、普段通りの接する(3)、治療を薦める、周囲の感染対策、性交を避ける、驚く・戸惑う(2)、感染理由を聞く(3)、絶望する、自分や家族から離れてほしい、HIVについて勉強する、一人で考え、パートナーを支えようとすると思う、本人の希望を聞く。

もし自分がHIVに感染していたら、恋人に伝えますか?
はい 67%
いいえ 3%
わからない 11%
状況による 7%
相手による 3%
何も言わずに別れる 3%
その他 5%

自分または恋人がHIVに感染していても、結婚できると思いますか?
はい 22%
いいえ 22%
わからない 56%

もし自分がHIVに感染していると分かったら、配偶者に伝えますか?
はい 76%
いいえ 2%
わからない 15%
状況による 7%

もし自分がHIVに感染していると分かったら、どうしますか?(自由回答。パートナーとの関係に限らず自由にお答えください。)
治療を受ける(7)、治療法を研究する、治療法を探す(2)、原因を考える、パートナーと相談(2)、別れる(2)、すぐにパートナーには伝えない、うつさない様に対策、パートナーに検査を勧める、分からない、偏見への対応次第、家族にだけ伝える(2)、正しい知識を学ぶ(2)、絶望する、家族に理解してもらう、今まで通り生活する。

HIV/AIDSにかんして、一般にどのような誤解・偏見があると思いますか?思いつくものを自由にお書き下さい。
感染しやすい(飛沫感染、空気感染、接触感染)(9)、ゲイの病気(2)、ケガレ、子供に必ず遺伝する、性にだらしない(2)、死の病、感染経路の知識不足(2、恐い、不潔(2)、途上国の問題。

HIV感染者/AIDS患者にかんして、一般にどのような差別があると思いますか?思いつくものを自由にお書き下さい。
雇用、周囲にいたがられない(3)、ネガティブな印象が多く正確な知識が広まっていない、人間としての尊厳、周囲から排除される(2)、一般人と違う目で見られる、犯罪者扱い。


アンケートの結果は以上です。
感染してパートナーとの関係を続けられるか、の問いが一番知りたかった問いでした。続けられると答えた人は少なかったけども、私だってわからない。自信をもって答えることはできない。これってなんなのだろう。
もしパートナーが感染していたら、支えたいとは心で思うけども、実際どういう行動を取るかはわかりません。

HIVに感染していても、早期に発見して適切な治療を行っていれば、肉体的に愛し合うこともできるし、子供を持つことも可能です。
それでもなお、自分やパートナーとの関係を続けられるかわからない、ってなんなんだろう。
実際、知識問題の正答率とアンケートの答えを対照してみたけども、知識があるほど関係を続けられるというわけではないんです。あまり差は見られませんでした。
教育の場でHIV/AIDSの知識が普及されているけど、だからといって患者の苦しみ、生きた声が人々に届いているのか、それはわかりません。
だからこそ、HIVの感染者は苦しい。
苦しいけど、抱きしめてくれる人は多くないんです。抱かれたいときに抱いてくれない。それがHIV/AIDSの現状。
これを乗り越えるにはどうしたらいいんだろう。HIVは人間の心の弱いところを容赦なく襲ってくる。
教科書的な知識だけではダメだと思う。患者の生きた苦しみが伝わらなければ。
それを伝える本として、石井光太さんの『感染宣告』を強く、強くおすすめします。本当にみんなに読んでほしい1冊です。
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by s-a-udade | 2014-03-03 00:38 | その他

普遍化する「未病」、誰もが病を抱える時代  〜「病気」「健康」のパラダイムを超えて〜

「道可道、非常道。名可名、非常名。無名天地之始、有名萬物之母。故常無欲以觀其妙、常有欲以觀其徼。此兩者同出而異名。同謂之玄。玄之又玄、衆妙之門。」
『老子』道徳経 第一章

(道の道とすべきは常の道にあらず。名の名とすべきは常の名にあらず。無名は天地の始め、有名は万物の母なり。故に常に無はもってその妙を観(み)んと欲し、常に有はもってその徼(きょう)を観んと欲す。この両者は同出にして名を異にす。同じく之を玄と謂(い)う。玄のまた玄衆妙の門なり。)


万物には名前がない。

まずは名前について考えよう。結論から言ってしまえば、名前は便宜上のものだ。
赤い果物がある。これをほかの食べられない木の実や、形や色の違うものと区別するためにリンゴと名づける。そんなもの。名前には本質が宿っていない。
中国という名前があるけど、決して実体としての中国があるのではないでしょう。国境の右と左で人間や物の本質が変わる訳ではないのだから。国境は勝手に人間が恣意的に、それも利害と恣意性によって引かれたものだから。東京ディズニーランドが千葉県にあるのもそういう理由だろう。本質的な東京なんてないのだし。そういえばアンゲロプロス監督は日本人は国境というものを理解してないと言ったらしい。そりゃそうだ、だってないんだもの。
同様に私の本質も荒木駿ではなくて、生きたこの私そのものにある。どこの学生とか鍼灸師とか高校中退とかそういうのはどうでもいいし、まして社会主義者とかそんなことで人間は判断できない。名刺の上に人生はない。
自然科学が発達して、名前の付け方も厳密になった。人間の直感と科学的な名前は衝突する。タラバガニはカニじゃないとか、ガラスは液体、「魚類」は存在しない、とか......(このへんは『自然を名づける』キャロル・キサク・ヨーン著が詳しい)。そんなんだからホテルの「食品偽装」みたいなことがおきる。鮭弁がニジマス弁当?
心に起こっている不思議な感情、よくわかんないけどみんながそれを愛だというから愛なんだろうきっと。それを他人と話すときに一般化された愛について話さざるを得ない。でもこの愛がなぜ他の人の愛と同じ前提で話されているのだろう。愛のあるべき形なんてものを論じるから、人は苦しむのだ。感情なんてみんな違うのに。


話が逸れました。

本題。病って何だろう。
まずは世界を席巻している現代西洋医学的に考えてみたら、病は検査値や身体所見に現れる。収縮期140mmHg、拡張期90mmHg以上なら高血圧だとか、うつ病の診断基準、慢性関節リウマチの診断基準...
当てはまらないものは除外されてしまう。どんなに痛みが辛くても、検査所見がないと診断名はつかない。対症療法の鎮痛剤くらいしか薬も出せない。安心もできないし。
逆に患者からしてみれば「先生これは何病でしょうか」って聞きたい心理もある。分からないと落ち着かないし、分かると(治ってなくても)安心できる。
不定愁訴が多いといままでの西洋医学だとやっかいだった。しょうがなく「自律神経失調症」とかって言ったりもしたけど、それは「分かりません」って言ってるのと同じだ。
一方で分からなかったものが新しい病として成立することもある。気分が落ち込み、人生を終わらせたくなって、便秘して、云々。どうやら脳のセロトニンが関与してるらしい。うつ病だ。とかね。
ですが、「過剰セックス障害」いわゆる性依存症とか、睡眠障害とか、診断基準があるけど曖昧。問題になるのは「自分で問題だと意識しているか」「生活に障害がでているか」というところで診断も治療も決まります。
私も軽い吃音(どもり)があるけども、これが重度だと言語障害だと言われるわけで。でもどこからが言語障害なのだろう。
じゃあHIV+は病だろうか。感染して、一度インフルエンザの様な症状が出て。そしたら何年も無症状だけど、治療の対象にはなる。これは病?
インフルエンザ感染はどこからが病だろう。ウィルスがどこまで増殖した時?検査キットで陽性となったとき?キットで陰性でもウィルスがある程度まで増えないと陰性って結果が出てしまう(偽陰性といいます)。

肩こり、というのがある。肩が凝るという表現は夏目漱石がはじめて使ったらしい(ホントかどうか知らない)。それまでは肩が重いとかそういう表現だったらしい。江戸時代は肩癖とか言ってた。けどもこの言葉なしに肩こりを意識できるだろうか?
脚が重い、だるいって症状が、たまにある人も多いと思う。いつもある人ももちろんいる。フランスではこれを"jambes lourdes"と言って、膨大な数の患者がいて、治療法もあるけど、フランス以外では報告されていない。言葉がないので。みんながその意識があっても、言葉にならないと「病識」にはならない。


何が言いたいかって、病は便宜上のもので、恣意的でもあるということ。(これは批判ではないですよ)
言葉なんて、そんなにいい奴じゃないのだ。


ところで余談になるが、精神医療を批判する人の中にはこの病と言葉の曖昧さを、知らないのか敢えて悪用してるのか知らないが、「恣意的に病名を付けて薬を売ろうとしている」みたいな人もいるし、「精神障害なんて存在しない」と言う人もいる。脳、神経系や発達の問題を"こころ"という曖昧でナイーブな(だと思われている)問題にすり替えているようにしか、私には見えない。精神医療もそれなりにおかしいけども、それを外側にいて悪い面だけを見て批判ばかりしている人たちもそれ以上におかしいと私は思う

で、東洋医学で考えたいと思います。もちろん東洋医学には「病」ということばはある。当然です。
「未病」という言葉を聞いた人も多いと思う。養命酒のCMなんかで有名になった。あれだと「なんとなく調子が悪い」って言われてるけど、厳密にはちょっと違う。未病とは字の通り「今だ病まざる」状態のこと。なんとなく調子が悪くても(西洋医学の病名はつかないが)病んでる訳だから。未病に基準なんかありません。病んで無ければみんな未病です。

中国で記録上最も古い医者は「扁鵲」という奴で、見ただけで病状が分かったけどそれじゃ信頼されないから脉を見る(東洋医学は脈の状態で病気を判断する)振りをしていたとか、いろんな伝説がある。
逸話の一つに。彼が文王に「お前は三兄弟の末っ子だというが、兄弟の内一番の名医は誰だ?」と聞かれ、「長男が一番の名医、私が一番劣ります」と答えた。王は「ではなぜ兄たちは有名じゃないのだ?」と聞いたところ、扁鵲は「一番上の兄は、病気になる前に、『こんな生活をしていたら病気になるから改めなさい』と言ってまわり、病気を事前に防いだ。だから有名じゃありません。次男は病気がまだ浅いうち、重症なる前に治してしまいます。だから有名じゃありません。私はもう死にかかった人を治してやります。だから有名になりました」と答えたんだとか(本当かどうか知らない)。

この逸話が伝えているのは病を事前に予防すること(現代的な衛生学でいう一次予防)や、重症化する前に治すこと(同じく二次予防)が大切だということ。つまり「未病」を治す、ということ。

極端な話、毎日野菜食べずに肉ばっかり食べてたらいずれ病気になるわけで、改めなきゃいけない。甘いものばっかり食べるのもよくない。栄養バランス偏るのもよくないし、ストレスが多くて発散できないのも、感情のバランスが取れないのもよくない。
だから全ての人が治療の対象になるわけです。特に今日では年間40兆円の医療費があって、削減しなきゃいけない中で、病をいかに予防するかってのが大切になっていくわけです。

「健康」とはなんでしょう。
WHOによれば、「健康とは、単に病気や虚弱ということではなく、肉体的、精神的、社会的(+spiritual)にも、すべてにおいて完全に良好(+Dynamic)な状態」(括弧内は提案が採決されたが保留状態)らしいけど、「すべてにおいて完全に良好な状態」だなんてあり得るだろうか?無理だろう。そんな人が一人でもいたら教えて欲しい。

まとめに入ろう。
「病」と「健康」の二元論で人間の身体を見ることにも限界があるとおもう(未病だって相対的だから絶対化はできない)。これからは予防医学が大切になるし、「すべての人が治療対象」ということになると思う。実際に東洋医学をやってる臨床家の多く(少なくとも私の周りの鍼灸師)はすでに全員が治療対象だと思っているだろう。
西洋医学だと基準とか数値であらわせないと病として扱えない。それも克服すべき問題で、実際最近では克服もされつつあるとおもう。
問題は現代人は数値化・診断できないものと付き合うのが苦手なこと。一部の頭の固い医者は特に。数字にできなくても、できないなりになんとか付き合ってみることが大切で、そこに患者さんの身体をゆっくり見ていくSlow Medicineや、代替医療(CAM:主流医学以外の医学。東洋医学や民間療法など)にも答えるヒントがあるはずだ。

逆説的だが、"誰もが病(の種)を抱えている"ことを理解することが、誰もが健康になることへの道となるだろう。
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by s-a-udade | 2014-03-01 18:52 | 東洋医学